道尾秀介 第3弾
- 2012.06.17 Sunday
- 10:28
JUGEMテーマ:ミステリ
以前このブログで道尾秀介の本を2冊紹介したが、あれから結構そろったのでUPしてみようと思う。上の段 左から
龍神の雨(りゅうじんのあめ)
すべては雨のせいだった。雨がすべてを狂わせた。血のつながらない親と暮らす二組の兄弟は、それぞれに悩みを抱え、死の疑惑と戦っていた。些細な勘違いと思い込みが、新たな悪意を引き寄せ、二組の兄弟を交錯させる。両親の死の真実はどこに? すべての疑念と罪を呑み込んで、いま未曾有の台風が訪れる。慟哭と贖罪の長編作。
鬼の跫音(おにのあしおと)
本書は、道尾秀介初の短編集。収録されている短編はどれも独立していながらも、全ての作品に登場する「S」という謎の人物によって奇妙に結びつけられている。
骸の爪(むくろのつめ)
ホラー作家の道尾が取材のために訪れた仏像の工房・瑞祥房。道尾はそこで一晩過ごすことになるが奇妙な現象を目撃する。しかも翌日には仏師が一人消息を絶っていた。道尾は心霊現象に興味を持つ友人の探偵・真備と助手の凛を連れて再び瑞祥房を訪れるが、またもや仏師が一人、消えてしまった。工房の天井に謎の血痕を残して。はたして、仏の工房でいったい何が起こっているのか?
向日葵の咲かない夏(ひまわりのさかないなつ)
内容は2009.8.16の記事参照
片目の猿(かためのさる)
俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、業界では有名人だ。今はある産業スパイについての仕事をしている。地味だが報酬が破格なのだ。楽勝、と思いきや、いつの間にか殺人事件に巻き込まれてしまった――。
下の段 左から
背の眼(下)
内容は2009.8.22の記事参照
背の眼(上)
内容は2009.8.22の記事参照
シャドウ
人間は、死んだらどうなるの?―いなくなるのよ―いなくなって、どうなるの?―いなくなって、それだけなの―。その会話から三年後、鳳介の母はこの世を去った。父の洋一郎と二人だけの暮らしが始まって数日後、幼馴染みの亜紀の母親が自殺を遂げる。夫の職場である医科大学の研究棟の屋上から飛び降りたのだ。そして亜紀が交通事故に遭い、洋一郎までもが…。父とのささやかな幸せを願う小学五年生の少年が、苦悩の果てに辿り着いた驚愕の真実とは?
ラットマン
結成14年のアマチュアロックバンドが練習中のスタジオで遭遇した不可解な事件。浮かび上がるメンバーの過去と現在、そして未来。亡くすということ。失うということ。胸に迫る鋭利なロマンティシズム。注目の俊英・道尾秀介の、鮮烈なるマスターピース。
ソロモンの犬
さっきまで元気だった陽介が目の前で死んだ。愛犬はなぜ暴走したのか? 飄然たるユーモアと痛切なアイロニー。青春ミステリー傑作。
カラスの親指
人生に敗れた二人の男。そして曰くありげな少女。彼らは一緒に奇妙な生活を始め、そしてそれぞれが今までの人生に決着を付けようとするが?!
全部読んだのかって?私は買えば満足するタイプですっ!(キッパリ
最近は電子書籍をタブレットやスマートフォンで読むことが多く、なかなか本ベースで読めなくなってきている。電子書籍だと文字も大きくできるしねぇ(笑